俺達の関係はここで終わりだが、婚約話はそうはいかない。
両家呼んで解消しようと話をすると、
それは嫌と答えるB美。
いやいや、結婚しないんだろ、
C朗とやっていくんだろと言うと、
俺の給料とC朗の給料比較したら、
両親は反対すると。
だから、私が言うと。
どう考えてもおかしい。
なんで1人で納めようとするんだ?
その日は最後の夜だと、2人で普通に寝た。
が、腑に落ちない俺。B美のケータイ拝借。
出る出る、真っ黒なメール、
写メ。笑えないくらいの量だ。
何が好きになっただ。2年も続いててとっくに
相思相愛かい。俺なめられすぎ。
メールと写メを保存する作業の最後の夜から俺は、C朗の素性を調べまくった。
興信所なんて使うまでもない。
B美の働いている会社は俺の友人もいる。
すぐに解った。C朗、婚約してた。
3ヶ月経ち真実ばらまく為に、
最後の夜から全く会わなかった
B美と話をし、説得して
B美の実家に両家が揃い録音して話し合い開始。
B美両親は、B美を説得しようとしている。
B母「B美、考えなおして。そりゃ人を好きになるのは自由よ。けど…」
B父「B美、何が不満でこうなったんだ?婚約を破棄してまで…」
B美は「だから話し合いなんて嫌だったのよ」
なるほど、3ヶ月で両親丸め込めなかったのか。
つか、仮にこのまま結婚したら
ATM化の予感が…いや確信か。
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